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左官工事

左官工事の魅力

最近、塗り壁が急速に注目を集めています。
その理由は高い芸術性。塗り壁は手作業で行われますので、さまざまな仕上がりが実現いたします。

また、珪藻土や漆喰など天然素材でつくられた塗り壁は、私たちの健康面から見ても凄く魅力的です♪
表面に小さな穴が無数に開いており、そこからお部屋の湿度を調節いたしますので、年中快適な室内環境が得られます。
天然素材でつくられているので、科学的な物質はもちろん含まれていません。
お部屋の気になるニオイやシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸収し、空気を浄化する働きも持っています。

さらに、どれも土や砂など燃えにくい素材で構成されているため、優れた防火性を持っていることも特徴です。
塗り壁にすることで、万が一火災が起こった際にもお住まい全体に燃え広がるリスクを軽減できます。
クロスや塗装では表現できない、日本ならではの味わい深さや優しさ・安心感を感じるお住まいを実現させましょう。

左官工事の種類

下地造り

左官作業の成果は、基盤となる下地に大きく依存します。下地の品質が不十分だと、最終的な仕上げに関してトラブルが生じる可能性が高まります。加えて、下地の耐久性や堅固さが不足している場合、高品質な塗材を使用することができません。そのため当社では、仕上げ段階に進む前に、下地の状況を徹底的に検討し、問題点があれば早急に修正処置を施すのが強みです。

塗り仕上げ

コテを利用して壁や天井などの外観を、繊細に仕上げる作業を指します。主な材料は、珪藻土、漆喰、粘土、砂、プラスターなどです。戦後はコストパフォーマンスに優れた素材が使われてきましたが、昨今は審美面・機能面の観点で古典的な材料の使用も見直されている状況です。

漆喰

消石灰(石灰石を焼いて水を加えたもの)に、砂や糊などを加えて水で練り上げたものです。

  • メンテナンスのしやすさ

    漆喰の主成分である消石灰は、静電気を蓄積しにくいのが特徴です。そのため埃や微細なゴミが壁に付きにくい傾向にあります。また経年劣化も起こしにくく、メンテナンスの手間が少なくなるのもメリットです。

  • 調湿作用

    漆喰の表面は、細かな穴が無数にあります。この穴があるので、湿度を自然なバランスに保てるのです。過度な湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出することで、年間を通じて快適な室内環境を実現します。

  • 燃えにくい

    建築基準法においては、不燃性の素材として漆喰が評価されています。もし火事が発生したとしても、火の進行を遅らせる性質があります。自然な成分から作られているため、炎上時に有害なガスを排出するリスクが低いのも魅力です。

土は荒く仕上げることが可能ですが、高度な研磨技法により、滑らかに整えることも可能です。また、色彩の範囲も幅広く、明るいトーンから深みのあるシェードまで幅引く展開できます。調湿性、防火性、蓄熱効果、防音性などさまざまな面で強みがあるため、多くの場面で利用されています。

左官工事における砂のベースになるのは、特別な糊と混ぜ合わされた色砂です。天然砂、砕石、金属の微粒子、色彩豊かなガラス粉などを取り入れることで、光沢のある独自の仕上がりが特色となっています。そのため伝統的に和室や茶室での使用が好まれています。

珪藻土

珪藻土は、海や湖に生息する微小な藻類である「珪藻」が積み重なって形成された自然の鉱石です。この珪藻土は、多くの細かい孔があるため、水分をよく吸収し、湿度を調整する能力があります。そのため、バスルームやキッチンなどの内部壁材として愛用されています。

  • 調湿作用

    珪藻土は、伝統的な漆喰と比較すると、より高い湿度調整能力を持つことが多くの研究結果で明らかになっています。そのため、人にとって居心地の良い湿度範囲である40%から60%を自然に維持する効果があります。

  • 脱臭・消臭作用

    珪藻土の湿度を制御する力により、空気中の不快な匂いも同時に取り除かれます。臭いの主要成分となる水分子を吸収し、効率的な消臭効果を実現します。

  • さまざまな色合い

    珪藻土に特別な顔料を追加することで、さまざまなカラーバリエーションが生み出されます。白系の色調を持つ漆喰に比べると選択肢の幅が広がります。

プラスター

プラスターは、石灰や石膏から作られた塗料で、内外装の仕上げに使われます。石膏タイプは乾きが早く、滑らかな仕上がりが特徴で、主に室内やアート作品に適しています。一方、ドロマイトタイプは湿気に強く、長持ちするため、外装や湿度の高い場所に良く用いられます。

外構の左官工事にも
対応しています

ブロック塀などの外構を、今よりもさらにオシャレにしたい方は、左官仕上げがおすすめです。
見栄えが増すことはもちろん、他の建物の外構と大きな差をつけることができます。

また、既にブロック塀がある際は、上からジョリパッドや珪藻土、漆喰などを塗り重ねることも可能です。
塗り重ねることで、新しくつくり替えるより費用が安く済む上に、まったく違った表情の外構に生まれ変わらせることができます。

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